「平城のとよほき vol.10 2026spiring」に出店します

斑鳩大塚古墳

古墳

忠霊塔の建設工事中に副葬品が出土!

直径約43mの周濠を持つ円墳。5世紀前半頃に造営されたとみられている。
博士
博士

・昭和29(1954)年に行われた墳丘上に忠霊塔を設置する建設工事の際に、埋葬施設が発見された。
・その後、平成25~29(2013~17)年に、奈良大学と斑鳩町教育委員会が共同で調査を行った結果、直径43mの円墳で、幅8.9m、深さ約80㎝の周濠をもつこと、円筒埴輪や形象埴輪が樹立されていたことが確認され、5世紀前半の造営と推定されている。また、張り出し部をもつ可能性も指摘されている。
・副葬品については、発掘調査で木棺西側から鉄剣・鉄鏃が確認された。また、正確な出土地点はわからないものの、棺中央に斜縁二神二獣鏡・短甲・頸甲・肩甲、東端に四獣形鏡・菅玉・石釧・筒形銅器が位置していたとされている。

さらに!深掘りポイント

斑鳩大塚古墳の出土品の中でも、一番の注目は「筒形銅器」です。上下二段にそれぞれ長方形の4つの透かし穴を穿った中空の円筒形をしていて、下端部が裾びらきになっています。これは、剣や槍などの柄の下につけられた石突または玉杖の一部と考えられているもので、古墳時代前期~中期の副葬品とみられる特殊なものです。

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